2009/03/22

最近思う

こんばんは、tomolinsonです。
書きたいことを書きます。

子供のあの好奇心を持っている目。
周囲の視線を気にしていた頃の僕は、
冷ややかで腫れ物に触るかのように見られている気がして、
とても嫌いだったんです。
筋ジストロフィーという筋力が衰えていく病気を患い、
車椅子生活になった途端、 僕は周りの人や友達とは違う体なんだと思うようになり、人の目まで気にしていました。

高校に入ってもその思いが付きまとい続け、
卒業後の進路も決まらず、もうどうでもいいと諦めかけていた矢先、
そんな僕を変える出来事が起こりました。
保育園で絵本の読み聞かせをしようという、子ども達とふれあうチャンスが巡ってきたんです。
正直、不安でしたよ。子供は素直で思ったことをストレートに聞いてきますからね。
予感は的中しましたけど、僕自身スムーズに受け答えられたんです。
最後に子ども達の笑顔を見つつ、
「僕って恥ずかしい存在じゃないんだ」と胸が熱くなってました。
これをきっかけにポジティブな自分が作られ、今に至ってます。

実際誰に見られようが、大したことじゃありません。
むしろ子ども達の目には歓迎します。
幼少時代の僕が、 新しいことを知り、
新しいモノを見たり触れたりして、 疑問や関心を持っていたように、
子ども達もまた好奇心旺盛で、現在という時を生き過ごしているのだから。